活字書体設計2

[活字書体のできるまで]新しい活字書体として復刻するための覚え書きです。修正・加筆することがありますのでご了承願います。

[武英傳]仕様書

4-5 「武英」の補足十二法

①宝冠 第一画は短く丸い。第二画の横筆はほぼ直線で、転折では強く押さえ短く跳ねる。 ②獅口 横筆はほぼ直線で、転折以降は丸く包み込むように運筆する。 ③浮鵞 ゆったりと湾曲し、横筆は膨らみをもたせる。収筆で短く跳ねる。 ④飛雁 起筆から大きく膨らませ…

3-5 「武英」の永字八法

①側 「金陵」より若干短い。収筆は「金陵」と同じく雨だれのように丸くなる。(「亀頭」は短い竪画のようになっている) ②勒 「十字二法」「三字三法」の横画と同じだが、収筆は「弩」の起筆と一体化して曲尺となっている。 ③弩 「十字二法」「川字三法」の…

2-5 「武英」の三字三法・川字三法

1 三字三法(横画) 過渡期明朝体は横画が水平になる。第1画、第2画、第3画ともに同じ筆法で「仰」「平」「覆」の区別はしないが、逆転することのないように注意する必要はある。 画の長さは第3画を基準にすると、第1画はその70%ぐらい、第2画は60%ぐらい…

1-5 「武英」の十字二法

清代前期の武英殿銅活字本『古今図書集成』(1726年、武英殿)をベースにした「武英」の字様をみていきたい。 これまでみてきた楷書系書体がそうであるように、「武英」もまた横画が細く豎画が太い。ファミリー化にあたっては、横画は細いままで、豎画のみ太…