活字書体をつくる

新しい活字書体として復刻するための覚え書きです。修正・加筆することがありますのでご了承願います。

[漢字]05 結法1

9 左右法・上下法・包囲法

◆左右法 第十九法 左寛右窄法 第二〇法 左窄右寛法 左部を広く右部を狭くする結法と、左部を狭く右部を広くする結法である。 第二一法 譲左法(じょうさほう) 第二二法 譲右法(じょうゆうほう) 旁をひかえる結法と、偏をひかえる結法である。偏と旁の関係…

8 整斉・参差

筆法は筆画ひとつひとつをどう画くかということであり、結法は組み立て方である。筆法をエレメント、結法を字形という人もいるが、わたしは筆法、結法ということにしている。 結法(結構法)については、佘雪曼(シャ・セツマン、1908−1993)の「結構四十四…

7-7 「美華」の概形・抱懐

第一法 長法 「美華」の東字も、概形・抱懐から見れば、自・身・月と同じように、長形になっている。中央の閉じられた部分を締めることによってもともとの長形のイメージを保ちつつ、横画を長くして、より正方形に近づこうとしている。そのため、最大字面の…

7-3 「志安」の概形・抱懐

第一法 長法 「志安」の東字も、最大字面は正方形に近いが、概形・抱懐から見れば、自・身・月と同じように、もともと長く書く字であることがわかる。概形・抱懐が「陳起」よりさらに長方形になっているのは「志安」が、全体的に長形になっているということ…

7-1 「陳起」の概形・抱懐

第一法 長法 「陳起」の東字を箱に入れようとすると、豎画と掠・磔の先端があるので、その箱は正方形に近い。だが、概形・抱懐を重ね合わせると、自・身・月と同じように、もともと長く書く字であることがわかる。最大字面との差は大きいが、抱懐を極端に締…

7 概形・抱懐

筆法は筆画ひとつひとつをどう画くかということであり、結法は組み立て方である。結法(結構法)については、佘雪曼(シャ・セツマン、1908−1993)の「結構四十四法」を下敷きにして、活字書体に当てはまらない八法を除いて「活字書体結構三十六法」として再…