活字書体設計2

[活字書体をつくる]新しい活字書体として復刻するための覚え書きです。頻繁に修正・加筆しますのでご了承願います。

3-4 「金陵」の永字八法

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①側

回しながら描いてゆき、収筆が雨だれのように丸くなる。(「亀頭」は短い竪画のようになっている)

②勒

「十字二法」「三字三法」の横画と同じだが、収筆は「弩」の起筆と一体化して曲尺となっている。

③弩

「十字二法」「川字三法」の竪画と同じで、起筆は「勒」の収筆と一体化している。収筆も「趯」と一体化して見えないが、基本的には垂露である。

④趯

筆を左に回してから、水平よりやや上に短く跳ね上げている。

⑤策

永字のように「掠」につながる場合には「勒」とほとんど変わらず、収筆は「掠」の起筆と一体化している。土偏などでは起筆が強くなる。

⑥掠

起筆は「策」の収筆と一体化している。ゆるやかなカーブを描きながら収筆まで太さを保っている。

⑦啄

起筆は「弩」の同じで、そこからややゆっくり気味に運筆している。収筆は「磔」に食い込んでいる。

⑧磔

ゆったりとカーブを描きながら運筆し、いったん筆を止めてから静かに右へ抜く。(「瓜子」は「側」をそのまま長くしたようになっている)