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活字書体をつくる

[制作ノート2]新しい活字書体として復刻するための覚え書きです。頻繁に修正・加筆しますのでご了承願います。

6 主要十二部首

[漢字]06 筆法6 主要十二部首

筆法の複合形として、ちくま新書の『日本の文字』(石川九楊、筑摩書房、2013年)に倣って、主要な部首をまとめてみた。これを「主要十二部首」ということにする。

少し整理して、①から⑤が偏、⑥と⑦が傍、⑧が冠、⑨が脚、⑩が垂、⑪が繞、⑫が構という構成に改めた。

 

①人部

人偏の筆法。第二画の起筆は接触しているので軽くし、収筆に向かって太くなっている。

 

②土部

土編の筆法。字種によって異なるが、第一画の起筆より第三画の起筆のほうが内側になることが多い。第三画は「収筆を省略した横画」で水平に近くなる。

 

③手部

手偏の筆法。第一画の起筆より第三画の起筆のほうが外側になる。第三画は大きく跳ね上げていることが多い。

 

④心部

立心偏の筆法。第一画のほうが第二画より強く、第三画と第一画の間隔より、第三画と第二画の間隔を広くしない。第一画より第二画を上の位置にする。

 

⑤言部

言偏の筆法。第二画が一番長くなる。

 

⑥欠部

第三画の起筆は第二画の中間の位置から出す。

 

⑦隹部

第二画の収筆は最終画よりも下方へ大きく伸びる。また横画は最終画が一番長くする。

 

⑧艸部

草冠の筆法。竪画は左右対称になるように内側に傾けるのが基本。収筆はしっかりと留める。

 

⑨木部

木が下側にくる場合の筆法。横画を長くし、「示」のように画く。第二画は趯となり、第三画、第四画との間隔は同じになるようにする。

 

⑩厂部

雁垂の筆法。第二画の起筆は第一画の下につくのが基本。

 

⑪辵部

之繞の筆法。第二画と第三画は吟蛩である。左上から右下に向かうようにする。第四画は遊魚である。

 

⑫囗部

国構の筆法。第一画、第二画ともに、少し末広がりのようにする。

 

 

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