活字書体をつくる

Blog版『活字書体の仕様書』

「まどか」の原資料

青山進行堂活版製造所『富多無可思』(1909年)の83ページに所載の四号楷書体活字からキャラクターを抽出した。株式会社東京築地活版製造所『活版見本』(1903年)の19ページも参考にした。復刻において、いちばんたいせつなのは書風を把握することである。そのためには資料となった書物をよく見ることが必要だ。くみとった書風をつねに念頭に置きながら、全体的に大きさ、太さなどを調整していった。

 

1 ひらがな

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2 カタカナ

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