活字書体設計2

[活字書体をつくる]新しい活字書体として復刻するための覚え書きです。頻繁に修正・加筆しますのでご了承願います。

10 字角・字面・余白

字角(ボディ)
「字角」(ボディ)とは、活字書体を設計するスペース。すなわち活字一字分の大きさをボディ(写真植字では「仮想ボディ」)という。

字面(タイプフェイス)
この活字角の中で、活字に彫られている字の表面を「字面」(タイプフェイス)という。字面はふつう活字角よりも小さくなる。掠法や磔法の先端までふくめた字面を「最大字面」、見た目の字面を「標準字面」といっている。掠法や磔法の先端は活字角いっぱいまできているのに、見た目の印象がかなり小さく見える書体がある。標準字面を大きくすると、掠法や磔法の先端が活字角におさまらないケースもある。

余白(サイドベアリング
「字角」(ボディ)のなかの「字面」(タイプフェイス)の設計によって生まれる天地または左右の空間を余白(サイドベアリング)という。「字間」(活字角と活字角の間隔)を調整しないでも、適切な空間ができるようにしなければならない。