活字書体設計2

[活字書体をつくる]新しい活字書体として復刻するための覚え書きです。頻繁に修正・加筆しますのでご了承願います。

2-9 「銘石」の三字三法・川字三法

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1 三字三法(横画)

横画はすべて水平である。

第1画、第2画は波形をもたない。画の長さは、第1画が第3画の70%、第2画が55%ぐらいだが、原資料「王興之妻宋和之墓誌」では同じぐらいの長さになっている。第3画は大きく波形をもつところだが、「銘石」は波形をもたない。画の長さは、第1画、第2画よりかなり長い。

「銘石」は、和漢混植を考えたために少し整えすぎた。原資料の「三」に見られる動きが抑制され、少し静的になっている。

 

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2 川字三法(豎画)

豎画は垂直に近いが、文字全体は「背勢」になっている。

第1画は送筆部が右にふくらみつつ左にカーブを描いている。第2画はまっすぐに運筆する。画の長さは、第1画は第3画とほぼ同じ、第2画が85%ぐらいだ。第3画は送筆部が左にふくらむ。

原資料に「川」はないが、和漢混植を考えたために全体のイメージとしては少し静的になりすぎた感は否めない。